(1)ハーグ、デルフト、キンデルダイク  (2)アントワープ、ブルージュ  (3)ブルージュ  (4)ゲント、ブリュッセル  
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<アントワープ>
オランダの国境を越えてベルギーにやってきました。この町のノートルダム寺院は、あの「フランダースの犬」 の舞台になったことで有名ですね。ルーベンスの絵画「聖母被昇天」の前で息を引き取るネロとパトラッシュ を思い出し、この絵画の前で涙を流す日本人は、ベルギー人から見ると奇異に映るようです。
<ステーン城>
アントワープは、北海に注ぐスヘルデ川に臨むベルギー第2の都市です。 写真は、アントワープ港の近くに立っているステーン城。観光案内にも載っていないマイナーなお城です。
<ステーン城>
もとは 町を守る防衛のためと川を通る船から通行税を徴収するために建てられたのですが、13世紀初頭に石造りになり、 この町で最初の石造りの建物ということで「steen」(石)の名が付けられたそうです。
<ステーン城>
1953年以来 海洋博物館として使われ、建物の中には海や航海に関係する道具がいろいろと展示されているようです。 入り口近くにはアントワープに伝わる昔話に登場するアントワープの人たちを驚かせたという陽気な巨人、 ランゲ・ワッパーの銅像が立っています。
<聖母マリア被昇天祭>
8月15日は聖母マリア被昇天祭でベルギーでは祝日・・母の日とでも言うのでしょうか。 その祝日に訪れたのは運がいいのか悪いのか、凄い人出でした。
<聖 堂>
人ごみを避けて目を上にやると、遠くからもはっきりと見える巨大な聖堂は、ノートルダム大聖堂です。
<マルクト広場>
とにかく凄い人の数です。写真左手に見えている市庁舎や正面のギルドハウスに囲まれたマルクト広場も 人・人・人です。
<ノートルダム大聖堂>
写真は、ノートルダム大聖堂入り口にある彫刻。大聖堂の入り口にはよく見られますが、たくさんの聖人が彫られているようです。
<世界遺産>
世界遺産に登録されたこの大聖堂は、すっきりとした縦のラインが美しい聖堂です。 写真突き当たりに見える絵画が「聖母被昇天」。
<マリア像>
ちょっと変わった感じのマリア像がありました。中途半端な彫刻だと感じるのですが誰の作品でしょうか。
<ルーベンス>
ルーベンスの傑作「キリスト十字架降架」「キリストの昇架」の前には人だかりができています。
<聖母被昇天>
うーん、やっぱりビデオから起した画像ではこんなものでしょうか、カメラで撮らないとダメですね。
<大聖堂>
ノートルダム大聖堂は1352年い着工、169年の歳月をかけて高さ123メートルのこの地方最大のゴチック建築となりました。
<マリア像>
すごくゴージャスなマリア像ですが、これは聖母マリア被昇天祭の日にだけ公開されているとのことです。ラッキー♪
<キリストの降架>
三連祭壇画のひとつ、ルーベンス作「キリストの降架」(1612)。磔刑に処されたイエスの亡骸が降ろされる場面が描かれています。
<ステンドグラス>
大聖堂にたくさんある美しいステンドグラスの一部です。これらは、字を読めない人の為に 聖書の物語を広めるために使われました。
<装飾>
人が多いと落ち着いて見て回ることができません。人がいないときに入場したら、全く違った雰囲気になるのでしょうね。
<構図>
大聖堂を写真で撮る場合、祭壇を遠くに望むこの構図が好きです。やっぱりカメラを持って来たらよかった!と後悔。
<グルン広場>
18世紀には教会墓地だったところだそうですが、今は人々の憩いの広場になっています。でも、お祭りの日はにぎやかです。
<グルン広場>
アントワープで最も美しい広場と言われています。中央には1843年に建てられたルーベンスの大きな像があります。 周囲には優雅な建築物が建ち並び、聖母マリア被昇天祭の日とあって、市が立ち、すごい人出です。
<路地を抜けて>
グルン広場から右手に大聖堂を見上げながら路地を抜けると、グローデ・マルクトのギルドハウスが見えてきました。
<グローデ・マルクト>
ここも凄い人です。さまざまな形のギルドハウスが美しく取り囲み、西側には華麗な市庁舎が立っています。
<市庁舎>
1561年から1564年にかけて建てられたベルギー最大のルネサンス建築です。当初はゴチック様式で建てられる予定だったそうです が、戦争のため資材が不足して断念したそうです。
<ギルドハウス>
これがまさにベルギーという建物です。これら周囲のギルドハウスは、14世紀経済の中心だった面影を残しています。
<ブラボーの噴水>
噴水の上に英雄シルヴィウス・ブラボーの像があります。 ブラボーBraboとは、ブラバントという名の紀元となった古代ローマの兵士の名
<ブラボーの噴水>
ブラボーは、スヘルデ川で暴威をふるっていた巨人アンティゴーンの手(ant)を切り取って投げた(werpen)という伝説に登場する英雄。
<都市名の由来>
この伝説がアントウェルペンという地名の由来といわれていますが、 実際は、巨人伝説ではなくスへルデ川に堆積した土からできた土手「aanwerp」という言葉から来ているとのことです。
<大聖堂>
とにかく大聖堂の周辺は人出が凄いので、中心街を少し離れることにしました。大聖堂は遠くからでもよく見えます。
<手>
先ほどブラボーの伝説を紹介しましたが、投げた巨人アンティゴーンの手がこんなところに落ちていました(笑)
<ルーベンスの家>
知らなければただの古い邸宅と思って通り過ぎるでしょうね、旗がたくさん並んでいるこの屋敷がルーベンスの屋敷です。
<美術館>
ルーベンスの家は、今は美術館として一般公開されています。8年間のイタリア滞在を終えて戻ったルーベンスが1610年に購入・ 改装した家だそうです。
<写真禁止>
屋敷の中は、写真禁止になっています。だから、当然のことながら外回りの紹介だけになってしまいます。
<次の町へ>
アントワープの町を堪能した後は、今回の旅行の最大の目的地、ブルージュへ向けて出発です。
<ホテル>
ブルージュにやってきました。写真は町の中心街に近いNHブルージュという名前のホテルです。 これがホテルのベッド。
<外観>
このホテルに2泊することになります。元は17世紀の修道院だったとのこと・・写真は裏通りに面したホテルの外観です。
<静かな通り>
ホテルの裏通りは往来する人も少なくてとても静かです。写真はホテルの前から見える光景です。
<マルクト広場>
夕方、と言ってもまだまだ日は高く、真昼間といっても不思議はないです。夕食のレストランまでウロウロ歩いてみました。
<ここに2泊>
今回の旅行の目的のひとつ、ブルージュ♪町そのものが中世ヨーロッパです。屋根のない美術館と称されるわけがわかりますね。
<鐘楼の見える風景>
素敵な景色が見えるポイントを見つけました。運河沿いの古い建物と、鐘楼が見えるこの風景は実に見事じゃないですか。 持っているビデオの写真機能で撮ってみました。
<魚市場の裏>
少し薄暗くなってきました。このあたりで夕食にします。ブルグ広場から魚市場を抜け、 その裏側に立ち並ぶレストラン街で食事にします。
<レストラン>
食事の写真を撮るのを忘れていました。美味しかったのに、何を食べたか・・・思い出せません。(^^; 写真のここで食事しました。
<明るい夜>
レストランから出てきてもまだ明るいですね。日本ではもう暗くなっている時間ですが、もう少し歩いてから帰ることにします。
⇒   3に続く
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