(1)ハーグ、デルフト、キンデルダイク  (2)アントワープ、ブルージュ  (3)ブルージュ  (4)ゲント、ブリュッセル  
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<イン・ブルージュ>
ベルギーのブルージュを舞台に作られたある殺し屋の映画「イン・ブルージュ」日本語の題名では「ヒットマンズ・レクイエム」 となっていましたが、英語では「イン・ブルージュ」です。この映画を見なかったらここに来ることはなかったかもしれません。 中世の面影を色濃く残すブルージュは、世界遺産にも指定され、世界中からたくさんの観光客が訪れています。
<鐘楼の見える夕暮れ>
昼にも紹介しましたが、素敵な景色の見えるポイントです。この運河の景観の美しさは「屋根のない美術館」と絶唱されています。 今度来ることがあったら、ちゃんとカメラを持参したいものです。
<夕暮れの街>
どっちを向いても中性の町並み、こんな街が残っているんですね。うっすらと夕焼け色に染まった運河沿いの町並みと 聖母教会の塔がとても美しかったです。
<レンガ造りの建物>
この前に紹介した2枚の写真と同じ場所から写したビデオです。あっちを見てそっちを見て、そしてこっちを 見たら、こんな景色を見ることができるのです。どこを見ても絵になります。
<ブルグ広場>
夜のブルグ広場です。右に見えるのはマルクト広場に面して立っているベルフォート(鐘楼)です。 ビデオの画像だと夜景はどうしてもザラザラした感じになってしまいます。
<観光馬車>
人通りの少ないブルグ広場をウロウロ・・・観光馬車が通りかかり、しっとりとしたいい感じです。
<ブルグ広場>
同じような写真を何枚も掲載してしまってすみません。ビデオから落とした写真だと、どうも写りがイマイチです。 正面の建物の1階はレストランなどの店屋さんで、その建物の向こう側に見えている塔が2枚前に紹介した鐘楼です。 実際の雰囲気は、もっと重厚感があって中世ヨーロッパの夜にタイムスリップしたような印象を受けました。
<鐘楼>
映画「イン・ブルージュ」ではこの鐘楼がとても重要な役割を演じています。ちょっとコミカルな殺し屋のクライマックスで 登場することになるのですが、記憶にあるそのシーンと実際の鐘楼のイメージは少し違っているように思えます。ブルーレイに 残しているので、もう一度確認のために観てみることにします。(笑)
せっかくの夜景もビデオではくすんで見えますね、残念!
<ホテルへの道>
マルクト広場から約200m、ホテルへの帰り道にシモン。ステヴィンの像とその向こうに聖母教会が見えていました。
<聖母教会>
ブルージュで1泊し、今日は本格的に街の観光です。今は、ホテルから歩いて250mにある聖母教会の前に立っています。
<ベギン会修道院>
聖母教会から南に300mほど歩いたところにベギン会修道院があります。封建社会で疎外されていた独身女性や 夫を亡くした女性を守ることを目的として建てられました。これはその美しい庭、建物内は見ることができません。
<運河クルーズ>
次に僕たちが向かったのは、運河クルーズです。20人乗りくらいの小さな船に乗り、ブルージュの運河を巡りながら 街並みを見て回ることができます。ほぼ1時間、全部ビデオに収めたくらいすばらしかったです
<クルーズ>
これまでドイツのライン川クルーズ、ハンガリーのドナウ川クルーズ、ロンドンのテムズ川クルーズ、パリのセーヌ川クルーズと 体験しましたが、規模は小さいながらそのどれにも勝るものでした。とにかく目に映るもの全てが中世なのですから。
<3度目>
この風景を紹介するのは3度目になりますね。何度見ても飽きない景色です。どうか実物を見てください、写真に収めずにはいられない 素敵な景色です。多くの観光客がここで記念撮影していました。
<紋章>
そうそう、クルーズ船の乗り場で出会ったツアー観光客の集団は、その半分が日本人でしたよ。どこの国に行っても 日本人に出会わないことはまずありませんね。ベルギーの紋章はライオンですが、ここには一方が熊ですね?
<聖血礼拝堂>
ここはブルグ広場の市庁舎に向かって右側に建っている聖血礼拝堂の外観です。後で入場する予定なので、紹介は その時に。
<マルクト広場の像>
これはマルクト広場の中央に立っている、1302年対フランス戦での勝利に活躍した街の英雄ヤン・ブレイデルと ピーテル・ド・コーニンクの像です。
<レース屋さん>
ベルギーレースの始まりは、16世紀のアントワープからで、そこから各地に広まりました。ここには古いレースの作品が 結構高い値段で売られていました。
<ボビンレース>
お店では写真のようにたくさんのボビンを使ってレースを編んでいるところを見せてくれました。ここでボクは19世紀の 小さなレースを購入しました。
<ベルギーレース>
16世紀の絵画にも見られるようにレースは貴族たちの衣服を飾る物として外国でももてはやされました。 イギリスのエリザベス1世の襟飾りや600人の女性が9万本ものボビンを使って制作したと言うウジェニー 皇后のガウンは、後の語り草になっているそうです。
<鐘楼1>
お昼ご飯を済ませ、鐘楼に登る事にしました。昼食に度数の高いビールを飲んだため、登る前から貧血気味で フラフラになっていましたが・・(^^;
<鐘楼2>
左の写真は、鐘楼への入り口からみた中庭です。鐘楼に登る人は列になっていて、登り始めるまでに15分ほど待たされました。 おかげで貧血は楽になりました。
<鐘楼3>
鐘楼の上から眺めたブルージュの町は、赤茶色の屋根がとても美しく聖母教会の高い塔も見えています。 鐘楼の入場料は8ユーロです。
<鐘楼4>
この鐘楼は13世紀から作り始め、366段の螺旋階段を上った上部は15世紀末に完成しました。街をズームアップして 眺めると街全体が中世だというのもうなずけます。
<マルクト広場>
上から眺めたマルクト広場は、まるでおもちゃの家を並べたように可愛いですね。鐘楼からは15分後とに47個のカリヨン が鳴り響きます。
<螺旋階段>
鐘楼に登る螺旋階段はとてもせまくて、人がすれ違うにはどちらかが端に寄って待機しなければなりません。映画でも 太い観光客が登ろうとするのを、おまえは太いから登れないとからかっていました(笑)
<聖血礼拝堂>
聖血礼拝堂に入場しました。十字軍に参加したフランドル伯がコンスタンチノーブルから持ち帰ったキリストの血 が奉納されているため、この名前になったそうです。
<聖血>
礼拝堂では聖血を見学する事ができます。布についた血だそうですが、それを見る人の行列が長くできていました。
<聖母教会>
高さ122mのレンガの尖塔を持つ聖母教会にやってきました。写真は入り口から礼拝堂に向かう通路に置いてあった キリスト像です。
<聖母子像>
この教会にはミケランジェロの聖母子像があり、有料で見ることができます。一般に公開している部分とは区切られ ており、入場料を支払わなければ見ることができません。
<シャルル公爵>
ブルゴーニュ公国の統治時代にはシャルル公爵家の礼拝堂とされ、公爵の一人娘マリーとハプスブルグ家の マクシミリアンの結婚式も行われました。
<マリー>
ブルージュ市民に愛された最後の公女マリーは25歳の若さで乗馬事故で亡くなり、この教会に納められています。
<ヤン・ファン・アイク>
もう一つ、この教会で見ることができる有名な芸術品があります。それがこのヤン・ファン・アイクの 「十字架上のキリスト」です。
<霊廟>
ちょうど「十字架上のキリスト」の前に父シャルルと公女マリーが眠っています。二人とも写真のような姿を模った 棺に入れられています。
<小さな祭壇>
これは特に紹介するほどのものではありません。教会を出て、次はどこを訪問するか迷いながら 歩いていると、メムリンク美術館がありました。
<メムリンク>
聖ヨハネ病院の一部が美術館になっていて、メムリンクの絵が展示されています。これは、その最高傑作のひとつ 『聖ウルスラの聖遺物箱』です。
<聖ウルスラの聖遺物箱>
ここに描かれるのは5世紀の英国王の娘で、ローマ巡礼からの帰途、ケルンのフン族の襲撃に遭い、 1万1000人の処女と共に殉教した聖女≪聖ウルスラ≫の伝説です。
<薬房>
美術館で写真を撮っていると、係りの方にここは写真禁止ですと言われてしまいました。そんな表示はなかった と思うのですが・・(^^;ここは美術館の隣にある古い薬房です。
<誰?>
薬房はついでに見ただけなのですが、中にはたくさんのおじさんの写真が並べられていました。 解説が書かれていないので誰なのかわかりません。
<出口>
薬房を出たところにベンチがあったのでしばし休憩です。写真の左方向に見える小さな入り口が薬房の出入り口です。 次はどこに行こうか・・
<救世主大聖堂>
メムリンク美術館から北に200m、救世主大聖堂にやってきました。12世紀に建てられた時は小さな教区教会 だったそうです。
<祭壇>
フランスから独立した後の1834年に新しい司教を迎え、大増築が行われました。 祭壇の前には当時の大きなタペストリーが飾られています。
<ステンドグラス>
ここのステンドグラスは見事ですね。ビデオなので色合いがわからないと思いますが、とても鮮やかでした。
<堂内>
教会の中にはパイプオルガンがついた高廊や大理石の聖歌隊席、ディルク・バウツの絵、タペストリーなど 貴重な物がたくさん置かれていました。
<キリスト像>
外に出ると、なんとも雰囲気のあるキリスト像が出迎えてくれました。
これでブルージュの主なところは 見ることができたかな?まだまだ巡っていないところはたくさんありますが、1日の観光としてはこんな ところでしょう。
<路地から>
救世主大聖堂を出ると、急にお腹がすいてきました。食事ができるところを求めてフラフラ歩いていると 路地から見える聖母教会の塔が周りの街並みとあいまってとてもいい雰囲気でした。
<レストラン>
写真は、マルクト広場の西角にあるレストランです。ここで苺ワッフルとスパゲティを注文しました。 苺ワッフルは素晴らしく美味しかったのに、スパゲティはひどかったです。ベルギーでは、パスタは 食べてはいけないと思います(笑)
⇒   4に続く
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