(1)ブダペスト  (2)ドナウベント〜パンノンハルマ  (3)ウィーンT  (4)ウィーンU  
 (5)チェスキークルムロフ  (6)メルニック城〜プラハ (7)プラハT  (8)プラハU
<中欧への旅>
8月18日から8日間、ブダペスト〜プラハを回ってきました。
今年はプラハとブダペストと決めていたので、6月になっていろいろな旅行会社のパンフレットを集め、 総合的に比較開始。 個人旅行で回ろうかとも思ったのですが、英語が通じないかもしれないという不安感で、 N旅行会社の添乗員同行ツアーにしました。でも、結果的にはハンガリーの主だったところは英語でもOKでした。

添乗員はタケウチさんという、可愛い女性の方。いろいろと便宜を図っていただき、助かりました。
ツアーは総勢29名、そのうち男性は7人くらいだったかなぁ・・ほとんど女性でした。 とりあえず、旅の思い出を綴っていきますので、見ていただければ嬉しいです。
<ブダペストの夜>
関空11:05発〜アムステルダム着16:00(現地時間)--発18:00〜ブダペスト着20:00。 とても時間がかかりましたが、覚悟を決めてしまえばこんなものです。(笑)
ホテルに到着したのが22:00。本当なら翌日からの行動に備えて休むべきところですが、 明日のスケジュールを考えると、ブダペストの夜景を撮るチャンス今日だけだろうと考え早速行動開始。(^^ゞ
この写真は、地下鉄モスクワテール駅のエスカレーター。 100m以上の長さがあります!それに速いです!
<夜景を求めて>
モスクワテールから2駅目がドナウ河の東岸、こちらから王宮が見えます。 道路とトラムの線路を横切り川辺に下りて写真を撮ろうとしたら、制服の警官が「ソーリー、こっちは入っちゃダメ〜」。 な、なんと警官が見張っていて川辺一帯は進入禁止。仕方なく見晴らしのいいところで撮って来ました〜
これは、くさり橋のたもとから舌のないライオンの像と王宮を入れてみました。
<王宮とくさり橋>
道路とトラムの線路の向こう側にドナウ河沿いの公園があります。 そこからは何の障害物もなく写すことが出来るはずなのに・・。
時間があれば、ゲッレールトの丘からの風景やドナウ河西岸からの国会議事堂も撮りたかったけど 残念ながら時間切れ。地下鉄の最終が11時半頃と聞いていたので、王宮とくさり橋だけで我慢・・(笑)
<1日目終了>
ブダペストの夜景は感動的な美しさです。ライトアップされた王宮の丘やくさり橋、国会議事堂やドナウ河に映る光。 残念ながら今回はその美しさを写真で表現する事ができませんでした。 いつか、もう一度来たいところです。
<早朝>
夜が遅かったのに、朝は5時に目が覚めました。 ん〜やっぱり時差の関係でしょうか、それとも昨夜の夜景に興奮していたからか?(笑)
ホテルの窓から、国会議事堂や教会の尖塔が、朝焼けに浮かび上がっていました。
<車窓より>
2日目、バスに乗ってブダペスト市内観光に向かいます。
ブダペストの町でまず驚いたのは、落書きが多い!!ということ。 こんなのは序の口、いたるところにスプレーの落書きがありました。 こういうのを見ると若者のモラルはかなり低いように感じられます。
<ブダペストの地下鉄>
地下鉄(メトロ)の駅は、Mのマークが目印。オーストリアはUのマークでしたね。 チケットはシングルチケットとトランスファーチケットがありますが、乗換えしない場合は シングルでOKです。一度購入すると60分間有効なので、帰りは購入する必要はありませんでした。 入口の刻印機で刻印し、改札がないのでそのまま入場。帰りは刻印無しで入場します。 ヨーロッパの都市ではちょっとした違いはありますが、どこもチケットはトラム、バスにも共通です。 観光客にはとてもありがたいシステムですね。
<王宮の丘>
ブダペスト市内の観光ガイドは、現地のレイカさんという知的な美しい方でした。 まず最初に訪問したのは、王宮の丘にある漁夫の砦とマーチャーシュ教会です。
<マーチャーシュ教会>
マーチャーシュ教会は13世紀の半ばにベーラ4世によって建てられた、ブダペストのシンボルとも言うべき教会です。 トルコ軍の侵略時にはモスクに改装されたそうですが、後にカトリック教会へと戻されました。
<教会内部>
尖塔をはじめ、外部は改修中でしたが、中は見学できました。 内部は壮麗なフレスコ画で彩られ、ステンドグラスから差し込む光が美しいです。 写真は・・失敗ですね(笑)暗すぎて全体の雰囲気が分からなくなってしまいました。
<教会内部>
この教会で1867年6月8日にフランツ・ヨーゼフとエリザベートのハンガリー国王としての戴冠式が行われました。 この戴冠式で、リストは《戴冠ミサ曲》を作曲し、自ら指揮をしたそうです。
<教会内部>
北側には初代ハンガリー王イシュトヴァーンの子である聖イムレ(中央の像)を祀った祭壇があります。 イシュトヴァーンは、イムレに宣教師ゲッレールトを教育係としてつけますが、イムレは1031年にわずか24歳で亡くなってしまいます。
<聖母マリア教会>
1308年から選挙王制をとったハンガリーは、マーチャーシュ王(在位1458〜1490)の時代に大いに発展し、 このとき王の命令によって、1470年に高さ88mの尖塔が増設されました。 この教会は正式には「聖母マリア教会」と言いますが、一般には、この王の名を冠して 「マーチャーシュ教会」と呼ばれることが多のです。
<聖イシュトヴァン像>
この像は、ハンガリ−初代国王聖イシュトヴァ−ンです。 ハンガリーのキリスト教化に貢献し、聖人として列聖されています。 8月20日(つまり明日)は、彼の記念日としてハンガリーの祝日に定められています。
<漁夫の砦>
漁夫の砦というおもしろい名前の由来は、このあたりに魚市場があったからとも、 ドナウの漁師ギルドがこのあたりを守っていたからともいわれています。 砦は白い石造りのネオ・ロマネスク回廊式の建物で、三角のとんがり屋根をもつ丸塔が可愛らしい雰囲気です。
<ビューポイント>
回廊の上部は展望台になっていて、ドナウ川や川越しに広がるペスト地区が望める絶好のポイント。 砦が造られたのは20世紀初頭とかなり新しいのですが、今やすっかりブダペストの名所のひとつになっています。
<気 候>
ブダペストの夏の気候は、日本ほど暑くないけど直射日光はかなりきついです。 ただし、湿度は低いので日陰に入ると涼しいですね。 この日はすごくいい天気、青空は嬉しいけど写真には厳しかったです。
<通 貨>
ハンガリーは2004年にEUに加盟しましたが、まだユーロは一般化していません。 2010年に導入の予定らしいです。
通貨単位はフォリントで、Ftと表記されています。2008年現在で、1Ftはだいたい0.7円で計算すれば いいでしょう。日本ではフォリントに両替してくれる銀行は少ないのですが、 京都では京都駅前のTisで扱っていました。でも、大きな買い物はカードが使えるし、 観光地ではユーロも使える(ただし、お釣りはフォリント)とのことだったので フォリントは必要最小限の両替で済ませました。
<王宮の街角>
ドナウ河左岸の王宮やゲッレールトの丘などが広がる一帯をブダ地区と呼びます。 一方、ドナウ河右岸はペスト地区と呼ばれています。
王宮の丘には観光の見どころが集まっていますが、民家も立ち並び普通に生活をしています。 これは、名前を見ても分かるように郵便局。
<聖三位一体の像>
マーチャーシュ広場には多くの観光客が集まっています。 広場の中心には聖三位一体の像が立っていますが、これは18世紀にペストの終焉を記念して建てられたものだそうです。 そういえば、ウィーンのグラーベン通りにもペスト記念柱が立っていましたね。
<三位一体>
三位一体というのは、キリスト教の神の性格を表す考え方です。 父なる神、子なるキリスト、聖霊、その三つの性格を持ち合わせているのがキリスト教の神です。 その教義がどうして像にできるのかが不思議ですが(笑)。 これは、王宮の丘の町並み。
<お土産>
このマチバリがたくさん刺さっているハリネズミの看板がかかっている店で、ハンガリーのお土産を購入しました。 ハンガリーといえば刺繍、この店では全て手作りの刺繍が売られています。
<店屋入口>
殺風景な入口で、なんだか店屋さんに見えませんね(笑) でも、奥行きは広くて刺繍や陶器など民芸品がたくさん売られていました。 ここで、888888キリバンのカウプレを購入しました〜♪
<屋根の葺き替え>
店から外に出で、ふと見上げるとある民家で屋根の葺き替えをしていました。 こちらの瓦はみんなこういうウロコ状のものなのですが、どういう構造になっているのか よくわかりました。明り取りの窓も面白い形ですよね。
<国会議事堂>
王宮の丘からの眺めです。この立派な建物が国会議事堂。 20世紀の初頭、コンペティションで優勝した技術大学の教授シュテインドル・イムレが設計を担当しています。
<マルギット島>
写真の左手に見えている島は、マルギット島と呼ばれています。 ドナウ河の中ノ島で、マルギット橋によってブダ側とペスト側に結ばれています。 島には温泉やホテル、修道院や野外劇場、美しい公園があるそうです。
<くさり橋>
王宮の丘から見下ろす昼間のくさり橋はただの橋です(笑) この風景を見ても、ブダペストが何故ドナウの真珠なのか理解できません。
でも、夜景を見れば納得です。
<パノラマ>
王宮の丘からはペスト側のパノラマが楽しめます。 イシュトバーン大聖堂、くさり橋、ドナウ河、国会議事堂、マルギット島が見えています。 今回、見ることが出来ませんでしたが、この丘からの夜景はきっとすばらしいでしょうね。
<王宮の丘>
今年は明日20日が建国記念日ということで、無料で王宮に近づくことはできませんでした (有料なら入れる)。丘の上には、小さな出店が沢山並んでいます。 観光客相手の店でしょうね、いろいろな民芸品が置かれています。
<聖イシュトバーン大聖堂>
くさり橋を東に渡ってすぐのところに、聖イシュトヴァーン大聖堂が建っています。すごく大きな建物で 幅が55メートル、奥行きが86メートル、高さが96メートルあるそうです。
<大聖堂>
ハンガリー建国から千年を迎える1896年に完成させるべく 1851年に着工しましたが、残念ながら間に合わず1905年に完成。 なんと、聖イシュトバーンの右手のミイラが展示されています。
<大聖堂>
実に美しい聖堂です。壁や柱は大理石、 中央のドームには多くの窓があり、内部を明るく照らしています。 描かれているモザイク画はハンガリーを代表する画家ロツ・カーロイ(1833〜1904年)の作品とのこと。
<ハプスブルク>
ここハンガリーを部分統治していたオスマン・トルコを破ったハプスブルク家がハンガリー全土を支配下に置いたのが1699年。 1867年にはオーストリア・ハンガリー二重帝国が完成、ブダ、ペスト、オーブダを統合してブダペストが誕生しました。
<シシィ>
昨年、オーストリアの旅行記でエリザベートを話題にしましたが、 ハンガリーが好きだった彼女は、ウィーンの堅苦しい王宮よりもハンガリーで過ごすことの方が多かったようです。
<聖イシュトバーン>
教会の主祭壇にはイシュトヴァーンが祀られています。 白い大理石でつくられた彼の像には、天井からの光が降り注いでいます。光が強くて顔がよく見えません。
<オペラハウス>
1884年建造のネオ・ルネッサンス様式の建物。 時間があったら、中も見物したかった〜。 ハンガリーで有名な音楽家は、リスト、コダーイですが、オペラハウスの左側にはリスト像が建っています。
<昼 食>
これはブダペストの昼食。 ハンガリー名物のパプリカチキンです。 店によっていろいろ違いはあるようですが、美味しかったです。
<英雄広場>
昼食後は自由行動です。 まずは、英雄広場。 中央の建国記念碑の頂上には大天使ガブリエル、 下にはハンガリーを建国したマジャールの7人の部族長の像が立っています。
<英雄広場>
マジャール人がハンガリーを征服したのが896年。 その1000年後の1896年に作られた広場です。 メトロ1に乗ると、リスト記念館やコダーイ記念館も回る事ができるのですが、今回はパス。
<メトロ1線>
英雄広場の写真とは全く関係のない話ですが、メトロ1の駅には歴史を感じます。 うまく表現できないのですが、駅のホームが古いのだけど小さくて可愛いのです。 写真に撮っておけばよかったです。
<ヴァイダフニャド城>
これは、英雄広場の裏にある市民公園のシンボル、ヴァイダフニャド城。 ん〜・・この城のそばに大きな池があるはずなのだが・・・あ、枯れてるのでした!! 水に映る姿を撮りたかったのですが・・残念。
<道に迷って・・>
さて、市民公園から地下鉄を乗り継いで、中央市場まで出かけます。 中央市場の近くの駅で降りたまではよかったのですが、いくら歩いても到着しません。(^^; 地図を見てうなっていると、通りがかった女性が「Can I help you?」♪助かりました〜
<中央市場>
途中、疲れてカフェで一休み。そこのでっかいTVではオリンピックの映像が・・ そういえば、北京オリンピックの真っ最中でした(笑) これは、市内最大のマーケット、中央市場。1階では食料品の店がたくさん並んでいました。 オレンジジュースを飲み・・フォアグラを購入。2階は民芸品などが売られています。
<郵便貯金局>
レヒネル・エデンの設計による著名な建築ですが、内部は見学禁止です。 アメリカ大使館の裏、狭い路地に立っていて、目の前に行ってみると、 街路樹の間から見上げながら写すしかありませんでした。
<計画倒れ>
あと、昼のくさり橋を撮ったり、ゲッレールトの丘に登ってドナウ河を見下ろしたかった のですが、道に迷ったことと中央市場に時間がかかりすぎて、結局計画倒れになってしまいました〜。
夕食はサラダ、グヤーシュ、パプリカチキン、デザート。あまりにたくさんで食べ切れませんでした。 民俗音楽とダンスのフォークロアディナーショーを楽しみながらの食事でした。
<ディナーショー>
隣にドイツ人の集団が来ていました。その中の一人がボクのほうに向かってジョッキを掲げるので、 同じように挨拶すると、その前に座っていたドイツ人も話しかけてきました。 「日本人ですか?」「そう、どこから?」「ドイツです。」てなことで、 ドイツ人とわかったのはその時です。(^^ゞ
<クイズ1>
これは、最後のデザートですが、すごいボリューム。美味しかったのですが、食べ切れませんでした。
さて、ここでクイズです。この写真の左下に人形のようなものが写っていますが、この中にはある液体が入っていました。 それは何でしょう?下の選択肢から選んでください。
<クイズについて>
クイズは各旅行記にいくつか入っています。全部答えていただき、正解率の高かった方には 旅行記に掲載した写真をプリントしてプレゼントいたします。全部、選択問題としますので 、答えはメールでも掲示板でも結構です。(終了しました)
<クイズの選択肢>
さて、上記クイズの選択肢です。1.フルーツのきつい焼酎 2.すごく甘いトカイワイン
3.デザートにかける蜜
4.日本人のための醤油
5.蒸留水
答えは、1.きつい焼酎でした。
<ナイトクルーズ>
夕食後、ドナウ河のナイトクルーズに案内していただきました。 でも、高速で走る船の上から夜景は無理です。ブレブレになるのを覚悟で、ISO1600で撮ってみました。
これは、昨夜撮れなかった国会議事堂ですが・・・やっぱり無理でした(笑)
<デッキより>
さすが、ブダペストの夜景はドナウの真珠と呼ぶにふさわしいものです。 みんな船のデッキに出て、写真を撮っています。 でも、夜景の写真を撮りたいのならば、船に乗ってはダメですね。 船から降りると11時、予想通り歩いて夜景を撮る時間はなくなってしまいました〜。
<ハンガリー語>
公用語はハンガリー(マジャル)語。 姓名や日付などの語順もヨーロッパとは異なり日本と同じなので、「アジア系の言語」といわれることもあります。 でも、ほとんどのホテルや観光地では最低限の英語が通じます。 事前に添乗員のタケウチさんからハンガリー語の基本的な言葉を教えてもらっていたので、 ボクは、挨拶くらいはハンガリー語でしていました。「おはよう」は「Jo reggelt(ヨーレゲルト)」 そう言うと、現地の方も笑って「ヨーレゲルト」と返してくれます。 ちなみに「ありがとう」は「ケセネム」。
<ホテル>
ボクたちが2日間宿泊したホテルブダペスト、☆4のホテルです。
王宮の丘まではわりと近く、ホテルの前にトラムの駅があるので交通の便も良いです。 高層なので眺めもよかったです。でも、総合的には☆3くらいでしょうか(笑) 夏でも、朝夕は寒いくらいで、空調に頼らなくても快適でした。
⇒   2.ドナウベンド〜パンノンハルマ



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