1.出  発   2.ハイデルベルクへ♪   3.ローテンブルクへ♪   4.ノイシュバンシュタイン城へ♪
  5.ルツェルンへ♪   6.ツェルマットへ♪   7.マッターホルンへ♪   8.シヨン城、そして帰国♪
<アルプスでのハイキング>
スイスでは、ハイキングコースが整備されているので、初心者でも気軽に山歩きを楽しむことが出来ます。 できることならば、花の咲き始める6月から7月がベストだと思います。 ボクたちが出かけたのは8月後半だったので、標高の高い山では、ほとんど見ることが出来ませんでした。 ハイキング程度なら、装備らしい装備も必要ではありませんが、 標高の高いアルプスは気候の変化も激しいので、防寒具や雨具の準備はしておいた方がいいと思います。 それと、日差しが強いため、紫外線対策(サングラス、帽子など)もあればいいですね。 もちろん、ゴミは持ち帰るのが常識ですから、ゴミ袋も忘れずに(笑) ウロウロしない限り、道に迷うことはほとんどないのですが、ハイキングの地図は 現地の観光案内所かキオスクで売られています。 ボクは走り回っていましたが(笑)空気が薄いので、体力に自信のない方はゆっくり歩かれるといいと思います。
<ゴルナーグラート展望台>
ここゴルナーグラート展望台は標高3090mに位置し、ツェルマットを取り囲む4000m級の山々を 見渡すことが出来ます。1年を通じてオープンしており、 ツェルマットからの登山電車から見える眺めも素晴らしいです。 展望台の中には、レストランなどの施設もあり、いつも賑わっているようです。 記念撮影用に待機しているヨーゼフ君もいました(笑)写真を撮ると、撮らないでくださいと言われましたが。(^^; 暗いのでブレています。
展望台からは、モンテローザ、リスカム、ブライトホルン、マッターホルンなどの名峰を 眼前に見ることが出来ます。雄大なゴルナー氷河も眼下に広がっています。
<ガスに囲まれて>
到着したときはこんな状態で、見渡しても何も見えませんでした。 この先にモンテローザの美しい姿が見えるはず・・・と思いながら近くに見えるものを撮っていました(笑)
<氷点下の展望台>
太陽が出ていないと、展望台は氷点下です。 足元の花も霜を被り、凍り付いているようです。 しかし、上空を見ると、ガスの流れが意外と速く、待てばなんとか晴れてきそう・・
<晴れ間>
待つこと1時間、展望台をスッポリ覆っていたガスが晴れてきました。 あたりの山々が姿を現しつつあります。 風もないし、時間さえあれば、待つことに抵抗はありません。
<リスカム>
ガスの中から壮大な姿を見せたのは、リスカム(4527m)です。 まだうっすらとガスがかかっていますが、あちこちから歓声が起こりました。 見事な姿、感動的な一瞬でした。
<ブライトホルン>
マッターホルンからすこし離れて、女王を守るように立っているのがブライトホルン(4164m)です。 頂上に雪を被った美しい姿が、流れるガスの間から見え隠れしていました。 この展望台からは、目と鼻の先にあるように感じられます。 右に小さく飛び出しているのは、クライン・マッターホルン(3883m)
<展望台>
アルプスの大パノラマを見渡せる展望台は各地に設置されています。 ユングフラウ地方のスフィンクス展望台は紹介しましたが、それ以外にもシルトホルン、メンリッフェン、 ボルトなどの展望台があります。 また、ツェルマット地方では、ここゴルナーグラート以外に、クライン・マッターホルン、スネガ、ロートホルン、 シュヴァルツゼーなどの展望台があり、見る場所によってマッターホルンの姿もさまざまです。
<ゴルナー氷河>
アレッチ氷河に次いでスイス第二の規模を誇るゴルナー氷河(全長14km)。 展望台から見下ろすと、その雄大な流れを見渡すことが出来るはずですが、 この次点では、まだガスに覆われています。
<ゴルナー氷河>
このガスが晴れれば、眼前に4000m級の山々とゴルナー氷河を一望に見ることが出来ます。 それにしても、見事な氷河・・あの上に人が立てば見えるかな・・
<全 貌>
待った甲斐がありました♪ ブライトホルンとそれに連なる山々に、ゴルナー氷河が繋がりました。 なんという広大な光景!!ガスはあと一息で消えてしまいそうです。
<リスカムに繋がる>
まだまだガスの流れは続いていましたが、一瞬リスカムとゴルナー氷河が繋がりました。 あまりの見事な光景に、同じような写真ばかり写してしまいましたが・・(^^ゞ
<リスカム>
イタリア国境にまたがり、スイス最高峰のモンテローザに並んで聳え立っています。 万年雪とグレンツ氷河に覆われて全貌がつかみにくい山です。 グレンツ氷河は、ゴルナー氷河に合流します。
<ロッチャネーラ?>
リスカムとブライトホルンの間に連なる山々ですが、名前がはっきりしません。ロッチャネーラでしょうか? 見事に晴れ渡りました。あれだけガスに包まれていたのが嘘のようです。 でも、まだ左手(東)の方向からガスが流れていました。
<モンテローザ>
ちょうどこの左手に、ガスで覆われている山がモンテローザです。 スイスアルプス最高峰というだけあって、なかなか姿を見せてくれません。 このガスが通り過ぎれば、ほぼ完璧に見ることが出来るのですが。
<ローテンボーテンへ>
さて、いつまでもこの展望台でウロウロしているわけにはいきません。 今日の予定は、ローテンボテンまで登山電車で降りて、そこからリッフェルベルクまでハイキングの予定です。 これは、電車の中から写した景色です。
<ハイキングコース>
ローテンボーデンからリッフェルベルクまで、ゆっくり歩いても1時間30分程度。 リッフェル湖に映る逆さマッターホルンや、4000m級の名峰、ゴルナー氷河を見ることが出来ました。 ベストシーズンなら高山植物の群落にも出会えるそうですが、残っていた花はわずか2,3種類程度です。 下り坂だし、コースも整備されているので、子供からお年寄りまでお勧めできます。 ローテンボーデンから、4000m級の山を見渡しながら歩きます。 マッターホルンは西の方向にあるので、美しい逆さマッターホルンを見るには午前中がいいです。
<車窓から>
↑の写真同様、ちょうどローテンボーテンから登ってくる電車が見えたので、ガラス越しに写してみました。 ガラスに映る風景が邪魔して、思うような画像になりませんが、記念に(笑) 右下に見えているのがローテンボーテンの駅です。見えている山々は、マッターホルンに連なっていますが ヒルリ(2888m)でしょうか?
<車窓から>
ゴルナーグラートを発って間もない頃、マッターホルンとは反対側に小さな池が見えます。 この池に山を映して・・というのは、空想の世界です(笑) 向こうに見え隠れしていた山はグーグル(2702m)かな?
<ローテンボーデン>
実は、ローテンボーデン駅からリッフェルベルク駅まで歩く道はいくつもあります。 でも、どの道を辿っても、大きな間違いはないようです。 途中、リッフェルアルプに向かって歩くコースとの分岐がありますが、花の季節ならリッフェルアルプ駅まで歩く方が楽しいです。
<見渡せば>
すっかり晴れました。リスカムやボライトホルンがくっきりと見えています。 かなりでかい写真にしてみました。ブロードバンドでない方は、時間がかかるかもしれません。 でかいので、目と鼻の先にあるように見えます。ちょっと走れば山に登れそうな・・そんな気が起こります(笑)
<礼拝堂?>
この建物は教会?まさかこんなところに集まらないですよね(笑) それとも、登山者用の礼拝堂でしょうか? マッターホルンから右手の方向に見える山々は雲から頭を出しています。
<グレンツ氷河>
歩き始めて15分くらいでしょうか、モンテローザがくっきり見え始めました。 リスカムとの間、グレンツ氷河もクッキリと見えています。 風もなく、人も少なく、いい天気♪最高のハイキングになりました。
<モンテローザ>
これがスイスアルプス最高峰のモンテローザです。標高は4634m。 マッターホルンのような厳しさは感じられませんが、1年中万年雪に覆われ、 周囲は氷河に囲まれる近づきがたい山です。
<リッフェルホルン>
正面にマッターホルンを見て、この左の岩山がリッフェルホルン(2927m) そして、この岩山のすぐ下に逆さマッターホルンで有名なリッフェル湖があります。 そう思うと、つい駆け足になってしまいます(笑)
<同じような写真>
モンテローザ、リスカムがずっと見えていたので、嬉しくて同じような写真を何枚も撮ってしまいました。(^^ゞ 撮っている場所は違うのですが、あまり代わり映えしないので、大きくしてみました。
<リッフェル湖>
リッフェル湖に映るマッターホルンが見えたとき、思わず叫びました。 おぉ〜〜〜素晴らしい!!見事に映っていました。 少し雲がかかっていることを除けば申し分ありません♪ カメラを縦にしたり横にしたり、いったい何枚撮ったか! これで湖の周りに花が咲いていれば言うことはないのですが(笑)
<マッターホルン>
スイスアルプスの女王と称されるマッターホルン。 この厳しい姿は、氷河の移動によって岩盤が削られて出来たものだそうです。 この崇高で近寄りがたい山の初登頂の成功したのは、1865年イギリスのエドワード・ウィンパーです。
現在でも多くの登山家たちが山頂征服を試みています。
<小 鳥>
ローテンボーデンからずっとこの小鳥がチョロチョロしています(笑) 大きさはヒヨドリよりも少し小さいくらいでしょうか。 望遠側最大200mmで狙ってみました。(^^ゞ名前は、イワヒバリの仲間かな・・?
<逆さモンテローザ>
リッフェル湖から少し歩くと、もう一つの小さな湖が見えてきました。 その畔に行ってみると、逆さモンテローザや逆さリスカムを映しています。 やった♪手前の岩が邪魔して、全貌は移らなかったのが残念〜
<カンパニュラ?>
この花は、ところどころによく咲いています。 形だけで判断すると、カンパニュラ・・カンパニュラの仲間でしょうか? 紫のきれいな花ですね。
今回のハイキングでは、花はほとんど見ることが出来ませんでした。 花の季節には6月ごろがいいのでしょうか?
<逆さマッターホルン>
これも↑と同じ湖です。 反対側から見ると、モンテローザやリスカムが映っています。昨日はユングフラウに裏切られましたが、今日は ラッキーです、ほぼ最高の条件で写すことが出来、満足♪
お腹もすいてきたので、小高い丘の上でお弁当を食べることにしました。 前日に注文しておいた1個800円のおにぎりです。高い〜(笑)
<お弁当>
マッターホルンを目の前に、岩の上に座りおにぎりで昼食です。 素晴らしい景色と、美味しい空気の中で・・夢か現実か不思議な感覚でした。(^^ゞ 日本から持ってきたクラッカーを開けようと取り出すと、気圧が低いため、袋が膨れてまん丸になっていました(笑)
<グーグル>
リッフェルベルク駅の右上方に見えているこの山は、多分グーグル(2702m)だと思います。 裾野から頂上に向かうなだらかな線がとても美しいです。・・お弁当を食べながら・・・
<歩きながら>
マッターホルンを堪能したボクたちは、リッフェルベルクに向けて出発。 どこを歩いていても、マッターホルンの勇姿を見ることが出来ます。
<登山電車>
リッフェルベルクに向かって歩いていると、下り電車と登り電車が交差する場面に出くわしました。 広大な山の中を走る電車は絵になります。光の方向が悪かったのが残念。
<ツェルマット>
写真の右がグーグル、そして左に見えている山がヒルリ(2888m) その間の谷間の奥にツェルマットがあります。 ハイキングコースを登ってくる方が見えますが、その数は少ないです(笑)
<ヒルリなど>
あ〜たまを雲の〜う〜えにだ〜し〜♪(^^ゞ 下に小さく見えているのがリッフェルベルクのホテルと駅です。 これでハイキングは終わり、ちょっと物足りない山歩きでした。
<リンドウ?>
この花もよく見かけました。多分リンドウの仲間だと思いますが・・ 花の傍にバッタが・・殿様バッタじゃないですね〜なんだろ?たくさんのバッタが飛び跳ねていました。
<リッフェルベルク>
リッフェルベルク駅に到着、素晴らしい景色に囲まれてのハイキングでした。 スイスでのお土産を買い求めるため、ここから再度ツェルマットに引き返します。
⇒   8.シヨン城、そして帰国♪



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