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<寒い日>
フランス北西部に位置するノルマンディ地方は、天候の変わりやすい海洋性気候です。 旅行情報によると、「気候は温暖で、湿度は比較的高く、季節によって気温はさほど変わらない。 夏でも雨模様の日や夜に備えて、カーディガンなど羽織れるものを用意するとよい。」と書いてありましたが、 僕たちが訪れたこの日は晴天にもかかわらず、寒かったです。特に、日が落ちてからは厚着をしないと じっとしていられないくらいでした。
<素敵な風景>
修道院の見学を終えると、西のテラスのすぐ下に出てきます。 ここに小さな公園があるのですが、猫の糞尿と同じ匂いが漂っていて長居できませんでした。 この写真は、すぐにそこを通り抜け、グランド・リュに向かう途中に見えた風景です。 手前の石造りの建物がいい雰囲気ですね。
<サン・ピエール教会>
修道院からグランド・リュに続く道の途中に、サン・ピエール教会があります。 写真は、教会の外壁に置かれている幼いキリストを抱くマリア像です。
<祭 壇>
祭壇に向かって撮った教会の内部です。こじんまりとした普通の教会ですね。 この教会の裏にプラールおばさんをはじめとするプラール家のお墓があるそうです。
<大天使ミカエル>
日曜日は、11時から礼拝が始まり、島に住んでいる方たちが教会に集まってきます。 この教会が最初に建てられたのは、11世紀まで遡り、15世紀後半に増築されたとのことです。 19世紀末に大修道院が廃墟となると代わって巡礼者を迎えるようになりました。 大天使ミカエルを祀った礼拝堂には、1877年になって銀製の聖ミカエル像が置かれました。
<グランド・リュ>
再びグランド・リュに戻ってきました。 修道院に向かう人の数はこころなしか減っているように感じられます。 坂道の両側に並ぶ店を見ていると、清水寺に向かう三年坂を思い出しました。 店の雰囲気は全然違うのですが(笑) フランスもここまで来ると、HOTELと書いていても、もうホテルだとは思いません。
<城壁の上>
帰り道、左手の店と店の切れ間に階段がありました。 なんだろうと思って上ってみると、それは島をぐるっと取り囲む城壁の上に上る階段でした。 ここから店の家々を越して見る修道院の姿はまた格別です。 写真は、城壁の上から撮ったモン・サン・ミッシェル。
<上からの景色>
城壁の上を東に向かってぐるっと巡ってみました。 店と店の切れ間からグランド・リュを歩く人の姿が小さく見えます。通りが続いている様子も良く見えますね。 気がつきませんでしたが、城壁はメインストリートのグランド・リュとほぼ平行にあるため、 帰り道は城壁の上を歩いて戻ってきても良かったかもしれないと思いました。
<裏のレストラン>
たいていの店やホテルは、グランド・リュに面していて、そちらがいわゆる表玄関になっているのですが、 城壁を歩いていると、こちら側(裏側)からもレストランに直接入ることができることに気がつきました。 便利ですね(笑)写真のパラソルは、そのレストランが立てているもので、表通りが狭くて出せないオープンカフェは こんなところにありました。
<聖母子像>
城壁の上というのは言わば裏道のようなもので、歩いていると色々面白い発見があります。 もちろん、ぐるっと回って違う角度から修道院を眺めることができるというのもいいのですが、 写真のように、下からは気がつきにくい聖母子像なども容易に見つけることができて楽しいですね。 それにしても、なんであんなところに?
<集合時間>
さて、そろそろバスに戻る時間です。城壁から降りてグランド・リュの町並みを再度パチリ♪ 石の家の間に木造の家屋が渡っており、風情があります。ここにもHOTELの文字が・・ここは何なのでしょうか?
<王の門>
本当は入るときに撮るべきだったのでしょうが、見落としていました〜。 これは、かつて王が派遣した衛兵が詰めていた城門で、要塞時代の面影が残っています。侵入者を防ぐ跳ね橋は1924年に再建されたものだそうです。
<駐車場>
集合時間になったので、バスまで戻ってきました。 たくさんの日本人に出会うので、まるで日本の観光地のような錯覚を覚えます。 修道院観光はこれで終わり、でも、モン・サン・ミッシェルとはまだお別れではありません。 今日は、対岸のホテルに宿泊です♪
<ホテル>
ホテルまでは歩いても15分程度ですが、バスに乗りました(笑) 今日泊まるホテルはルレ・サン・ミッシェルという対岸のホテルです。 モン・サン・ミッシェルに面している唯一のホテルなので、2階、3階の客室からは1日中その姿を眺めることができます。 もちろん、朝夕の姿もバッチリ見れるはずです。でもホテルの部屋数は限られており、他の宿泊客もいるため 皆が3階に宿泊することはできません。どうなるのでしょうか?
<ルレ・サン・ミッシェル>
添乗員さんの提案で、皆が納得できるようくじ引きにすることになりました。 これは、ホテル ルレ・サン・ミッシェルの外観です。見ての通り、3階建てのこじんまりとしたホテルです。
<残り物に福あり>
僕は皆がくじを引き終わった最後に残ったくじをもらいました。205号室! 1階は0フロア、2階は1フロア、見事、3階中央の部屋です。そして、部屋からはこんな景色が♪
<スーパーマーケット>
最高の部屋が決まって、気をよくして買い物に出かけました。 これは近所のスーパーです。ここでもお土産や飲み物を調達、僕はモン・サン・ミッシェルの灰皿を購入しました。
<町並み>
対岸の町はさほど大きくはありませんが、ホテルやレストランが立ち並んでいます。 別のホテルに宿泊している方たちでしょうか、日本人にもたくさん出会います。
<フランスの猫>
買い物を終え、ホテルに帰る道でモン・サン・ミッシェルの猫に会いました。 じーっと動かないので置物かと勘違いして近寄っていくと逃げ出そうと・・本物でした(笑)
<リンゴ酒>
まだ明るいのですが、もう7時、夕食の時間です。 写真は、ホテルが宿泊サービスで出してくれた食前酒のリンゴ酒、美味しかったです。
<肉料理>
ホテルのレストランからもモン・サン・ミッシェルの雄姿がバッチリ見えます。 で、メインディッシュは肉料理ですが、毎日同じような料理にちょっと飽きてきました〜
<地コーラ>
デザートはチョコレートケーキ。それはそれでいいのですが、ドリンクは地元のコーラで、 それが美味しかったです。後味がすっきりしてて、甘さが後に残りません。
<田園風景>
食後、部屋に戻り、次第に暮れていく風景を楽しみました。 これは、モン・サン・ミッシェルの南東に広がる田園風景です。トラクターがいい感じでしたよ。
<夕暮れ>
日が沈むとモン・サン・ミッシェルはシルエットになります。 夕焼けが見れるかと期待したのですが、あまりに天気が良すぎて夕焼けを映す雲がありませんでした。
<ライトアップ>
空が暗くなり始めると、ラ・メルヴェイユがライトアップされます。 これもホテルの部屋から撮影したものです。 出かけたら、もしかしたら水面に映る写真が撮れるかも・・・
<逆さモン・サン・ミッシェル>
ということで、水辺までやってきました。 が、水の流れのせいか風のせいか、逆さモン・サン・ミッシェルにはなりませんでした。 でもまぁ、水に映る光が美しかったです。
<早 朝>
ベッドの中からライトアップされた修道院を見ながら就寝・・そして 早朝、まだ暗いうちから起き出すと、おぉ〜素晴らしい霧が!!部屋を出て水辺まで行ってみました。
<天空の城ラピュタ>
こんな素晴らしい光景を見ることができるのも日頃の行いが良いせいでしょう(笑) 空に浮かぶ「天空の城ラピュタ」を髣髴とさせる光景です。
<一番の写真>
おそらく、この旅行で一番の写真を撮ることができたと思います。 今まで写真で美しいモン・サン・ミッシェルを見たことはあるけど、霧に浮かぶ写真は見たことがありません。
<羊の群れ>
部屋に戻って外を見ていると、羊の群れが道路を横切って牧草地に向かっていました。 羊が渡り終えるまで車も停車して待っています。
<朝焼け>
東に目を向けると、空が薄く焼けて田園に広がる霧を照らし出しています。 モン・サン・ミッシェルがなくても、素晴らしく幻想的な風景画が目の前にあります。
<霧の田園>
霧が広がる田園をアップにして写してみました。 この感動的な風景を写真に収めることができたかどうか、あまり自信がありません。
<食 後>
朝食後、朝日に照らされるモン・サン・ミッシェル。 朝昼夜と様々な顔を見せてくれましたが、これで見納めです。今日はこれからオンフルールに向かいます。
<夜>
日が暮れると、モン・サン・ミッシェルに続く道は暗くて全く見えません。 懐中電灯がないと怖くて歩くこともできません。真夜中、僕たちは川辺まで歩いてきていたのですが、 持っていた懐中電灯が突然点灯しなくなってしまって、おまけに奥様とはぐれてしまい、 暗闇の中お互いに探し回りました。ひどい目にあいました・・
<オンフルール>
モン・サン・ミッシェルに別れを告げ、196km離れた北フランスでは最古の港町オンフルールにやってきました。 今日も雲ひとつないいい天気、街が輝いて見えました。
<芸術家の町>
フランスの詩人ボードレールがこの街の風情を賞賛し、モネやコローなど19世紀の芸術家たちが集まりました。 サティは、1866年にオンフルールで生まれた作曲家です。
<旧 港>
17世紀に、ルイ14世のもとで権威をふるった財務長官コルベールの命により作られた 旧港には今日でも漁船やヨットの帆柱が林立して港町独特の明るさが漂っています。 あまり期待していなかったのですが、港の水面に映る古い町並みと青い空、僕はこんな街の雰囲気が大好きです。
<鐘 楼>
サントカトリーヌ教会の鐘楼で、木造のものです。 教会とともに町のシンボルになっている鐘楼で、百年戦争で壊された教会の跡地に建てられました。 鐘楼の下には昔、鐘つきが住んでいたといわれています。現在は美術館として公開されています。 1867年ごろの作品でクロード・モネの「オンフルールのサント・カトリーヌ教会」があります。
<広 場>
サントカトリーヌ教会と鐘楼の間が小さな広場になっています。 周囲を見渡すと、この木造の鐘楼が風景の中に違和感なく溶け込んでいるのがわかります。
<ステンドグラス>
サントカトリーヌ教会の中を見学させてもらいました。 こじんまりとした割と地味な教会で、木造であるためか暖かい雰囲気がします。 ステンドグラスも派手な印象ではありません。
<マリア像>
中の様子は細かく説明するほどのものではありません。 むしろ、フランスで唯一の木造教会であり、その外観こそ特筆すべきものだと感じます。 祭壇左手に置かれていたマリア像。
<町並み>
多くの印象派の画家たちに愛されたオンフルール、プラプラと街を歩いてみました。 街全体はこじんまりとして木組みの家がかわいらしいです。
<あてもなく>
実は、この街のことをあまり調べてこなかったので、目指すべきものがありません。 あてもなく通りをウロウロして、結局、サントカトリーヌ教会に戻ってきてしまいました。
<サントカトリーヌ教会>
これが教会の裏側から撮った写真です。 2重構造になっているのは、最初作り始めたときに「これでは小さい」と気がつき、 あとから追加して建てたからだそうです。
<旧総督邸>
左手の建物は旧総督邸で、旧港の北岸にあります。 17世紀に総督が住んでいたとのこと。建物は市壁と市門の一部を利用しています。 右の通りはカランテーヌ河岸です。
<スレート石>
旧総督邸の左奥に見えている黒っぽい建物の外壁や屋根は、スレート石でできています。 イングランドの湖水地方でおなじみの磨くと美しい光沢の出る石です。
<水面に映る町並>
細長い家々がびっしりと肩を並べて建つサント・カトリーヌ埠頭です。 この家々は、いろいろな形に造られていながら、見ているものを飽きさせることがありませんね。
<変な人>
オンフルールは19世紀の多くの芸術家を魅了しました。 クロード・モネの先生である印象派画家ウジェーヌ・ブーダンが有名です。 写真は、人形を並べて記念写真を撮る変な人(笑)
<画 家>
オンフルールは絵になる場所として好まれ、多くの画廊やアトリエがあります。 今日でも写真のように多くの絵描きが旧港の岸壁にイーゼルを立てています。 この画家の向こう側に女性の画家がイーゼルを立てて描いていたのですが、 ここの風景画を描いて売っていた作品が気に入ったので、息子へのお土産に小さなものを1枚購入しました。
<風景画>
多くの画家が好んでこの旧港の風景画を描くわけがわかります。 細長い建物がびっちっりと隙間なく並び、日に照らされる様子がとても美しく、 小さなヨットの林立する帆柱と古びた旧総督邸は、素人目に見ても絵になります。 観光客でしょうか?遊覧船に乗って楽しそうでした。
<エスカルゴ>
オンフルールのレストランで昼食を取りました。 今日は、本場のエスカルゴとクレープ料理をいただきます。 にんにくとバジルの香りが強烈ですが、それがとても美味しかったです。
<クレープ>
エスカルゴのソースをパンに塗って食べるとこれが美味い! 次に、クレープ料理です。クレープといっても写真のようにちゃんとした料理です。 デザートもクレープ(笑)
<レストラン>
このレストランは日本人観光客もよく利用しているようなのでオンフルールに行ったら寄ってみてください。 赤いテントが目印、それに表通りにあるので、すぐにわかります。
<ジヴェルニーへ>
オンフルールでもいい天気だったなぁ。もし雨だったら、こんな素晴らしい町並みを見ることは できなかったでしょうね。港町には青空が似合います。で、次はジヴェルニー、 オンフルールから132km、1883年から画家のモネが移り住み、43歳から 86歳までの人生の後半を過ごした村に出かけます。
⇒   7.作成中



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